ワインのテイスティングを行う仕事
ソムリエはもはや説明するまでもないほど有名になった、ワインのテイスティングを行うための仕事です。
日本人の有名ソムリエが海外の多くで活躍していることもあり、現在日本国内におけるソムリエ人口かかなり高いものとなっています。
「ソムリエ」という名称はフランスやイタリアと違って国家資格取得によって認定されるものではなく、日本で使用する限りに至っては自由に職業名称とすることができます。
ですが技術職としての位置づけもあるため、現在ソムリエという名称で活躍されている方のほぼ100%は「ソムリエ呼称資格」という民間資格を得ているというのが実情です。
資格について
ソムリエ呼称資格試験は一般社団方針日本ソムリエ協会が主催するものですが、資格にはいくつかのランクがあり、それぞれ受験資格や求められる能力が異なります。
もっとも優しい試験でも実際にワインを取り扱うお店で2~3年の勤務経験がないといけないというようなことになっています。
日本ではマンガやドラマとしてソムリエが取り上げられたこともあり、この資格試験の受験者はかなり多くなっています。
活躍の場
ただし仕事として専門的な勤務をするとなると、日本国内ではそれほどたくさんの就職場所があるというわけではありません。
ここ数年内に急激に流行ってきたワインバルというワイン専門のバーといったところはあるものの、引く手あまたでソムリエの求人があるというわけではないようです。
どちらかといえばソムリエ専門職となるのではなく、ほかの飲食店を運営するときの一つの特徴として使用するというケースの方が多いと言えます。
ソムリエ呼称資格二次試験「サービス実技」