飲食店は意外と人気
就職したいと思う業界で、飲食店は意外と人気が高いです。
料理に関する仕事に就きたいと考えている人が増えていることや、将来的に独立できる仕事をしたいという人が、飲食店を目指されるケースも多い様子。
また、飲食店は求人が多く就職しやすいということも人気の理由ではないかと思われます。
ここで、これから就職を検討している人のために、求人が多い飲食業界の職種ランキングをご紹介していきましょう。
意外な職種の人気が高い
第1位は調理スタッフ。
ウエイトレスやウェイターが第1位かと思いましたが、調理スタッフが1位というのは意外でした。
この背景には、日本の飲食店が実に多様化していて、さまざまなジャンルの飲食店がどんどん増えているということが挙げられます。
常に人出が足りないというところも多いので、より高いスキルがあれば、高収入も夢ではありません。
第2は接客、ホールスタッフ。
ウエイトレスやウエイターといった業務は、昔から人手不足であることが多いので、第2位であるのもうなずけます。
調理スタッフに比べると専門性が低く、一定のコミュニケーション能力があれば誰でも就職しやすい、というのがこの職種のメリット。
その代わり収入は調理スタッフのような手に職の仕事と比べると高くはありません。
3位は店長や店長候補といった管理系の職種です。
この職種は、チェーン店などで募集されていることが多いですね。
大型チェーン店になると転勤が多かったり、残業も多いようなので、ハードワークから人手不足になってしまうようです。
しかし管理職ということで比較的高収入が期待できると思われます。
4位は調理スタッフの管理をする料理長クラスの募集です。
すでにある程度のキャリアを持っている人が求められることが多いので、誰でもできるということではないため、人手不足になりがちなのがこの職種。
キャリアを持った料理人は、独立してしまう人も多いので、こうしたポジションは不足しがちなようです。
こちらもある程度の高収入が期待できますので、料理人でもサラリーマン派の人は狙い目かもしれません。
5位はソムリエ。
ふた昔ほど前に訪れたワインブーム以降、今でこそそこまで派手なブームはありませんが、ワインは日本人の食事に非常に強く定着しました。
普段はテーブルワインという人も、特別な日には効果なワインを楽しみたいということから、ソムリエの需要は今もある程度一定しています。
ソムリエにはさまざまな要素を必要とするので、誰でもできる仕事ではないことから人手不足になりがちです。
有資格者でもスキルが高い人が少ないというのも理由として考えられます。
レストランのソムリエとしてだけではなく、大型の酒屋さんやワインショップでの仕事もありますので、ソムリエの仕事は意外と幅が広いです。