ブライダル

ブライダルでの売り上げを狙う

外食業界において、ブライダルでの食事提供は一回で大きな売上をつくることができるとても大きな仕事となっています。
そのため、それまで個別の店舗による外食提供を行ってきた企業の中からブライダル関連事業へ進出をしてきたというようなところも見られています。

ブーケ

つい最近のことでいえば2012年には千葉県を中心に居酒屋産業を展開してきた株式会社一家ダイニングプロジェクトが、ブライダル事業として「The Place of Tokyo」を始めることになりました。

株式会社一家ダイニングプロジェクトはもともと、外食産業においてゲストをおもてなしするというスタッフによる対応に重きを置いてきた企業であるので、ブライダル産業はとても親和性が高く順調に業績を伸ばしてきているようです。

また、従来までのような神前式ではなく人前式としてチャペルウェディングをすることが増えてきた影響もあり、もともとレストランとして営業をしていたところがそうしたパーティー用に会場を解放するということも行われてきています。

改築をしてウェディングに対応できるようにするといった積極的な動きもあり、ウェディング・バンケットとレストランという2つの業界の垣根はかなり低いものになってきていると言えます。

料理も結婚式の重要なポイントである

レストランがウェディングで広く使われるようになってきた理由の一つが、それまでは式場を準備するときはその設営の方がメインとなっていて料理についてはそれほど重要視されていなかったということがあります。

しかしせっかく大切なゲストを呼び、高いご祝儀を支払ってもらうのだからとできるだけおいしい料理を提供したいと考える夫婦が増えてきたこともあり、もともと料理のおいしさに定評のある場所でのウェディングを希望するようになったのです。

そうしたニーズに応える形で、それまでは少人数の食事をメインにしてきたレストランも大人数が収容できるような設備に変更をするようになってきました。

またレストランウェディングでは、式が終わったあともそこであらためて食事に訪れることができるということで、記念の場所をつくることができるという意味でも人気です。

今後は単なるレストラン経営ではなく、ウェディングシーンを意識した場所づくりがより多くの施設で行われていくことが予想されています。

またホテル内でも高級レストランとウェディングを合わせたセットとしてサービス提供する例も増えてきています。
ホテルはもともとウェディング会場の定番として使われる場所でしたが、そこで高級レストランを内部で営業をさせつつ、ウェディングでの料理提供をしていくというような方式がとられているのです。

このホテル・レストラン・ウエディングの3つの距離が近くなることで、競合他社の存在も増えてきたことになります。
厳しい競争の中で生き残るためには独自のサービス内容を提示していくことが大切です。